一人旅で郷土料理をいろいろ味わいたくても、一人では食べられる量に限りがあります。そんなときに私がおすすめしたいのが、夕食のコースとホテルの朝食です。少しずつ、いろいろな種類を楽しむ食べ方として、宿やお店を選ぶときの候補にしてみてください。

夕食は、和食のコースも候補に

夕飯のねらい目は、郷土料理を組み込んだ和食のコースがあるお店です。一品ずつあれこれ頼むのは難しくても、コースなら少しずつ、いろいろな料理を味わえます。

秋田では「本家あべや秋田店」で、焼き鳥ときりたんぽ鍋のコースをいただきました。写真は、そのコースのきりたんぽ鍋です。

卓上の鍋に入ったきりたんぽと野菜。
本家あべや秋田店でいただいた、焼き鳥ときりたんぽ鍋のコースの一品。内容は利用時の一例です。

お店を探すときは、食べログなどで行き先と食べたい料理を調べ、一人で利用できるお店を探します。ただし、一人で入店できることと、目当てのコースを1名分から頼めることは別です。コースの利用人数、予約の要否、料理の内容、飲み物が料金に含まれるかまで確認しておきましょう。

本家あべや秋田店の「焼鳥ときりたんぽ鍋コース」は、食べログの案内では1人5,500円(税込)で、予約画面で1名を選べます(2026年9月8日確認)。希望の日付を指定して、空席や利用条件を確かめてみてください。

朝食で、地元の名物を少しずつ

もう一つのおすすめは、ホテルの朝食です。特にドーミーインや少しランクの高いホテルの朝食は、地元の名物を少しずつ、いろいろ味わいたいときの候補になります。宿の名前や価格帯だけで決めず、朝食の紹介も見てみると、旅先で食べたいものを選びやすくなります。

写真は、青森のドーミーインでいただいた朝食です。小鉢や複数の皿に少しずつ取り分けられるのも、朝食の楽しみ方の一つです。

お盆に並ぶ、小鉢や複数の皿に取り分けた朝食。
青森のドーミーインでいただいた朝食。内容は利用時の一例です。

ドーミーイン青森の公式案内では、小鉢や地元の料理を取り入れた朝食が紹介されており、利用は宿泊者に限られます。ホテルによって内容や利用条件は異なる点にご留意ください。

朝と昼を合わせて考える

朝食代だけを見ると、少し割高に感じることもあります。それでも、朝ごはんでおなかがいっぱいになった日は、お昼を軽めに。私にとっては、お財布にも優しい旅の食べ方です。

宿を選ぶときは、同じ宿泊日・部屋の条件で、朝食付きと素泊まりの差額を比べ、お昼に何を食べたいかも考えてみます。昼に目当てのお店があるなら、朝食を軽めにするのも一案です。朝と昼の両方でたくさん食べようとせず、自分の食べたいものと量に合わせて決められます。

夕食のコースとホテルの朝食。郷土料理をいろいろ味わいたい一人旅で、覚えておきたい二つの選び方です。

朝の出発時間に合わせて宿を選ぶときは、朝早い列車に乗る日の宿選びも参考にしてみてください。秋田・青森を含む移動の組み方は、東北をめぐる5日間のモデルプランで紹介しています。

写真と体験談は利用時のものです。料金・提供内容・予約条件は利用前にお確かめください。

東北をめぐる4泊5日のモデルプラン